恋の唄 

うそ80%と真実20%で文章を綴っていい?

裸ならいくらでも見せてあげられる

ばれてたことが本当にばれてて、それがわかちゃった。

裸を見られるより恥ずかしい。

ぐちゃぐちゃな自分を見られていたなんて

どんな顔したってバツが悪い。

 

思春期は自分が出来ていなかったから

本棚の背表紙みられるのすごく恥ずかしかったんだ。

それと同じくらい恥ずかしい。

裸ならいくらでも見せてあげられる。

だって、その物体は変わりようがないんだもん。

もう、みっともなさも引き受けてるから。

 

もちろんネットだからだれかは見てると思った。

でも。、王様の耳はロバの耳。

なんにも知らない人にならいっそ聞いてもらって同情して欲しい。

 

いきなり、痛かった部分にすっかりメスを入れて

なんにもなくなってしまったみたい。

女の子の心のファイルは上書きってこういうこと。

恥ずかしいという封印。

 

時空から置き去りにされた気分。

広い広い平原にたったひとりね。

 

全身がかっとするような

ぶくぶくと泡立つような

抑えきれないそんなとげとげしさが去ってしまった。

まるで執着というものがなくなった。

 

きっと、もう何をしても許せるよ。

過去をこうやって振り返らなくても

私とは違う世界のこととして流せる。

 

そのことが悲しかったのかもしれない。

執着するものがあると信じたかっただけかもしれない。